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遂に登場!HDオプティマイザー - その2 <2007/11/02 更新> ある意味アップコンバートよりもフォーカスされるべきなのがこのオプティマイズ機能。既存の映像ソースに新たな価値観を与える120フレーム化をはじめとした機能をかいつまんで紹介していきます! HDオプティマイザーの特徴は「アップコンバート+オプティマイズ」。 PS3のファームウエア1.80でクローズアップされた感のあるアップコンバートは機能として大まかな想像が付くようになりましたが、問題はオプティマイズの方。主に動作時の挙動に対する補正効果であるため、静止画ではその効果を表現する事がほぼ不可能という困った機能となっております。 →AHS様オフィシャルの機能体感ページ これら一連の機能の中で最も視覚的な効果と与える影響が大きいのが、倍速駆動を含めた動画のスムージング機能。HDオプティマイザー本体に入力された信号を、可能な限り100~120Hz(数字はそのまま秒間フレーム数と捉えて頂いて結構でございます)へと変換してくれます。 やや高価な液晶テレビでも倍速駆動機能は備わっていますが、この商品の凄い所は「D1で入力された情報をとにかく凄くしてしまえ」とばかりにソースを選ばない所でしょうか。ここから出力される映像は、ともすれば「やりすぎじゃね?」と思える程にスムーズになり、特に枚数が多めに用意されている劇場用アニメーション(どこのとは言いませんが三鷹あたりに美術館があるあそこのです)等では凄いを通り越して「キモい」と思ってしまいました。 これは筆者の個人的な主観とさせて頂きますが、スムージングは確かに絶大な効果はあるものの、それが喜びに変わるかどうかはソース次第、といった感じでしょうか。ひだまりスケッチのオープニング映像を表示させた時は一瞬何かの悪夢を見ているのかと思いました。 同様に、洋画のDVDに適用させた場合の評価もまちまち。スムージングでフレーム数を増やすと、元々のフィルム映像が途端にVシネマのようになってしまう事もあり、予算の少ないB級映画を迂闊にスムーズにしてしまうと、嫌な意味で気分が盛り上がってきます。 職権を濫用して部屋に持ち帰った筆者がとっかえひっかえで効果を体感した限りでは、最も「感動した!これが無いとダメだ!」と思えたのはXBOX360用ゲームソフトの「PGR」シリーズでした。全編30フレーム、かつ高品質なモデリングのオブジェクトがぐりぐり動くゲームでスムージングがかかるとこんなに凄いとは!これは素晴らしい! すわ、これで昔の「60フレームじゃなくてガッカリですよ!」と思っていたゲームも全部ヌルヌル動いて俺大感動かしら!と思って色々調べてみたのですが、PS・サターン時代の物になると、オブジェクトの位置が安定しないためにHDオプティマイザーが連続した画像だと認識してくれず、スムージングの効果がかからない物がほとんどという残念な結果に。ナムコのR4だと通常レースはそのまま、リプレイ画面だけがヌルヌルという具合でございました。 なお、アプコンはデフォルトですが、スムージングは任意にOn/Offを切り替えられるため、切替ボタンをポチポチ押しているだけでも楽しめてしまうのは凄いと思います。今までの常識を覆すヌルヌル加減と言いますか、スムージングが「本当に凄い」という感想を容易に人から引き出す新感覚の機能である事は間違いありません。 テスト期間中、筆者宅のXBOX360の稼働率が劇的に向上した事もあり、あの白黒選べる舶来ハードを今以上に堪能したい方は是非ともお試し頂きたい所です。 HDオプティマイザーは、今まで対応ハードウエアでしか実現していなかったアップコンバート(720p)機能と、ハイエンドかつ大型の液晶テレビにしか搭載されていない倍速・スムージング機能をコンパクトな筐体に凝縮した、まさに「手持ちの環境が未来に変わる」画期的な製品です。実売4万円オーバーという新型PS3よりも高いお値段ながら、店頭でも順調に販売台数を伸ばしているようですし、皆さんもここらでひとつ、未知の世界を体感してみませんか? |