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転換点?

 現在再び肥大化しているPCの無駄な電力消費を軽減していく方針を、恐らく世界でも有数の巨大サーバーを保有するGOOGLEと、INTELが提唱したようです。
 自作ユーザーからすれば何を今更、、、と感じる話題やも知れません。
 しかし私も10年以上前にPCショップでバイトをしていた頃は、電源の容量を計算してPCを組み立てる事になるとは正直想像していませんでした。

 現在取り扱っているPC電源製品に「アクティブPFC」やら「高変換効率」などがうたわれているので仕方なく勉強しましたが、恐らく普通の道を歩んでいればPCの電源容量や変換効率などは生涯計算する事もなかったかもしれません。
 自作PCユーザーなら90%以上の交流→直流変換効率を達成しているPC電源をご存知の方も多いと思いますが、メーカー製PCユーザーの多くは自分のPCの電源が何W仕様なのかも知る必要がないのも事実です。
 
 そんな現状の中、余りに唐突な上記のニュースはハテ今更何故?なのです。
 エコが叫ばれる現在、PCも時勢に乗り遅れずユーザーのエコニーズを喚起したい! と言う大義名分は置いておいて、この企業の組合せと狙いに興味が湧きました。
 
 思いっきりうがった見方をすれば、既に実施されているらしい、米カリフォルニア州の電力会社のキャンペーン「高効率電源塔載PC購入者へのキャッシュバック」などを広く普及させ、より大きな組織(例えば行政)から、エコ化を理由に支援を受けたい「錬金術」的な側面も否めないです。
 しかし、高効率な変換が可能なPC電源が最終的にPC周辺技術の発展に寄与する影響を考えると、チョット位きな臭くても良いのかな?と思えます。
 エコカー購入助成の、釈然としないけど良いのかな?という感覚とまるっきし同じです。

 GoogleとIntelの組合せは、さまざまな穿った妄想を生みます。
 Googleの昨今の急速な成長の原因は、Microsoftのインターネットサービス拡充の遅れに起因しています。
 独禁法訴訟にまみれたMicrosoftは、WEB検索エンジンの隆盛を恨めしく眺めて来たのが本当のところではないでしょうか?
 Yahooが台頭し、技術的競合で見事にユーザーの評価を勝ち取ったのはMicrosoftではなくGoogleでした。
 更にGoogleは、YahooよりもMicrosoftとの競合に成長戦略を変えつつあります。
 GoogleにとってはWindows市場だけではなく、携帯電話や、インターネットに接続できる機器全てが市場に成りうるからです。
 インターネットよりも広義なネットワーク市場に近いのは、Googleです。
 今後数年のGoogleの動向は、Intelにとっては捨て置けない問題なのかもしれません。
 OSや独占的なブラウザーが今後もPCを牽引するのか?
 それともハードやOS、ブラウザーに依存しないネットワークサービスが更に影響力を高めるのか?
 1企業人として、個人として興味深く見て行きたいニュースでした。